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慮外千万

2012.11.30(14:15)

しかし まぁ 何やねぇ~


子供のころボーイスカウトに入っていた。所属していたのは市の第一団と言うくらいだから歴史ある団だっ

たようだ。ちなみにボーイスカウトの「Scouts」と言う単語は偵察、斥候と言う意味で、ロープの結び方

や手旗信号、モールス通信、野営の方法などと今考えれば軍事教練のよなカリキュラムだが、公然として

子供が夜遊び出来る事がけっこう楽しかった。

そのスカウトモットーが「備えよ常に」という標語だ。これには歌まであり必ず全団員が斉唱する。

「備えよ常に、強き体、硬き心 ボーイスカウト 掟(おきて)守り人(他人)のために 備えよ常に」

と言う歌詞だ。無論今でもはっきりと歌えてしまう。


東北大震災で倒壊した福島原発事故以来、こぞってマスコミは反原発の論調を張り、今回の選挙の争点も

「原発」が第一の課題として取り上げられている。

ここに家元は疑問とその裏では何が起こり、その先には何が待っているのかを危惧してしまう。

今までは何やってん?何で日本に54基もの原発が野放しにされている事をマスコミは騒がなかったのか?

「備えよ常に」はなかったのか?現在この問題を「原子怪獣ゴジラはナゼ子供たちのアイドルになってしま

ったか」という視点で執筆中である。



さて、以前のブログで「おでん鍋」なる不幸な依頼を自らかぶることになった事故体質の家元だが、すでに

納品も完了した事なので、簡単にメイキングプロセスを紹介する。

要するにこのおでん鍋のケースの風情がお気に召さないという事らしいので、これを変えるしかない。

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あれこれと考えたのだが、どうもしっくり行かない。その時雑然とした新聞の折込み広告が目に留まった。

何処かは忘れたが、ちょっとお高いタワーマンションの折込みチラシ広告だ。

別にチラシ広告に偏見があるという訳ではないが、英語ではフライヤー(flyer)とされ、大量にチラシを

空から撒いたのか、飛ぶように情報が伝わったのかは知らないが飛ぶそうである。この大量に配布される

チラシ1枚の価格はB4両面フルカラーでも5~10円程度のものだ。そんな安モンの媒体に数千万円~一億円

を越えるマンションという商品が乗っかっている事が、昔から「意外」な代物として違和感があった。

この「意外」というテーマは家元の作品作りの中でも「境界」というテーマの次に好きな美の領域だ。

「境界」という家元観は、生と死、善と悪、美と醜、明と暗など、相対する現象のどちらにも属さない領域

の渚であるのに対し「意外」とは相対する現象のミスマッチの美学である。

陽だまりの中で微睡むネコは「境界」の世界で、目を開けたまま寝てしまったネコは「意外」の中にあると

もいえる。


「意外」がテーマと決まればこっちのものだ!出来れば「意外」なものから「おでん」なるモノが出て来て

欲しいが、さりとて飲食店なのだから便器やゴミ箱からは出してはこれない。

バーなのだからと言う安易な発想で・・・

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う~~~ん・・・文化祭のノリでいかにも安もん臭い。昨今は高級な創作おでんなるものがあるが、家元か

らすれば邪道だ。「おでん」はやっぱり庶民の食い物であり、買い食い禁止の学校帰りに駄菓子屋や文房具

屋の軒先で、真っ黒に煮しまった厚揚げや大根を後ろめたい気持ちで食べるのが「おでん」の醍醐味だ。

安もん臭いおでんが、何やら得体の知れない箱からおごそかに出て来る様は意外で、それがいくらの値段な

のか見当も付かず不気味に感じるはずだ。正体不明の姐さんと得体の知れないおでん鍋・・・

暴力バーには打ってつけの兵器だ。



となれば、高級な質感を求め素材選びから始める。過去に使用した木材のサンプルを引っ張り出して検討し

た。ウォールナット、チーク、マホガニー、花梨など・・・断わっておくが家元は家具職人ではない。

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材質は硬くて重いが、その分変形も少ない花梨を選び度々発注する広島県の銘木業者へとメールを送った。

後はそれらしきロゴマークをレーザーで刻印するのだが、ほとんどシャンパンに興味のない家元なので今か

ら研究しソムリエの資格を取っていたのでは、どうも間に合わない。今回はスピードが家元の命を守る唯一

の方法と考え、一番早くて便利で節操のない男にロゴマークを頂く事にした。何と二つ返事、速攻メールで

送られて来た。やはり平素より姐さんに・・・同病相哀れむ、彼との距離が一瞬で縮まった。


まぁ及第点の部品が出そろった。後は組むだけの職人仕事。来世は宮大工を目指す得意分野である。

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どんな完成品になったのかは、現地にてご覧下さい~


お問い合わせの件・・・

前回のブログで「摩耶」のお問い合わせを多数頂き、是非会わせろとの強硬なご意見もありましたので

公開されている「摩耶」のブログを添付いたします。http://ameblo.jp/mayamaxxx 


おまけ~いつもの事で意外を無くしたミーシャ…

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愚公移山

2012.11.25(18:57)

しかし まぁ 何やねぇ~


何事においても継続さすという事は難しい事で、しかも無から有を生み出すエネルギーを持続さす事など

並大抵の事ではない。物事の初めは万事が稚拙であった事も繰り返し続ける事によって、技術も上がり

洗練されたモノへと変化して行く事など、理屈では万人が承知しているにも関わらず、実践においてやり

続ける者は極めて少ない。しかもその始まりにおいて、稚拙さからこき下ろされたり、失笑されたりする

嘲りを跳ね除け幾度となく挑戦する者は、その結果如何よりも魂において気高く美しい。




勤労感謝の日の朝、自宅のインターフォンが家元の安眠を妨げるように、甲高く鳴った。

昨夜は、めったに午前様などしないのだが4軒目あたりから、どうも記憶があやしい。

まして、その後も数軒、新地クルーズをしていたようで、とても起きてまでインターフォンに出る気持ちに

はなれないでいた。

最近は年齢と共に酒量も減ったのだが、赤子の手を捻るが如きに酔ってしまい、二日酔いとまでは行かない

までも深酒した朝など、曖昧な昨夜の記憶をたどり、どこかで粗相はしなかったかと精神的な後遺症に

苛まれる事もしばしばである。


少し気怠い体に鞭打ち、カメラケースを求めに東急ハンズへと向かう午後、郵便受けを覗き今朝のインター

フォンの正体を知った。クロネコヤマトの配送不在票だ。

「なんやねん・・・何かネット通販頼んだやろか?流行りの送りつけ詐欺か?」

まったく覚えのない不在票に少しの不安を抱き、差出人の名前を見た。

…「〇〇 摩耶」…

まさか・・・恐る恐る品名欄に目を移すと・・・はっきりと「衣類」と明記されているではないか!

不安は確実なものとなり、体中に戦慄を覚えた家元はその荷物を受け取ることをためらった。



摩耶との出会いは旧家元日記でも書いたのだが、かれこれ10年程前には遡る。

当時、彼女は18歳でトリマーと言う聞きなれない、何やら犬の散髪屋になるための専門学校生だった。

それがいつごろからか家元のアトリエに、昼と言わず夜と言わずにやって来ては勝手に一人遊びをして帰っ

て行く奇妙な娘であった。これがまた芸術的センスがあり、家元などには到底理解できない前衛的な絵の

ような模様のようなものを描き遊んでいるのだ。その上、家元の友人たちをも凌駕する見事な酒の飲みっぷ

りで、当時最年少の飲み友達になっていた。

学校卒業後も、そのトリマーの仕事一筋でラスベガスで開かれた世界選手権のチャンピオンにも輝き、現在

は彼女の地元で独立し、一端の経営者として育っている。


そんな彼女が何か事あるたびに自ら作った制作物を家元に送ってくるのだ・・・

家元が何故、その荷物の受け取りをためらったのかの答えが、過去に送られて来た品物に隠されている。

では、そのほんの一部をご紹介させて頂くが妊婦の方や気の弱い方の閲覧には責任を持ちかねます。



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それぞれに解説して行くと、まずは怪しげなネコのぬいぐるみ。どうもミーシャをモチーフとした抱き枕と

いう事だ。以外に当家のネコたちは気に入っている様子。

その上に置かれているのが家事をする際に身に着けろと言う、チロルテープの切り替えしがアルカディック

なエプロンだが、こんな模様・・・

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そして次がお出かけ用に持ち歩けと言うレースのフリルが付いたビビットなパーティー用バック・・・

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家元のショルダーバックにそっと忍ばせて置けと言うフェミニンな小銭入れ・・・

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携帯電話に着けろと言う後ろ髪を刈上げた、タイゾーのようなゴルゴ13のストラップ・・・

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当家の裏に住み着くねこ、親のサビと子供のボブ&ビビをかたどったフェルト地の品・・・

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どうやら店で仮眠するときに使えと言うアイマスクらしい・・・

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これらは一部に過ぎない。その他ストラップ類や千社札などまだまだあるが、そのすべてを家元が身に着け

る事を前提にして制作していると言うのだから何やら恐ろしい。

未だにどのシーンで、あのエプロンを身に着け、あのパーティーバックを持ち歩き、そっとマリーの付いた

小銭入れを出し、刈り上げたゴルゴ13がブラブラする携帯電話を使い、アイマスクをすればいいのか見当も

付かずにいる。


今度は一体全体どんなものを身に着けろと言って来たのだろう?

結局その日は忌まわしき過去を思い起こし荷物を受け取らずにいたが、意を決して日曜日に受け取った。

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全知全能の神よ、我にこの荷物を開ける勇気をお与えください・・・

絶望の淵の中、祈るような気持ちでしっかりと梱包しているガムテープを切り破いた。


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初めて家元が身に着けられそうなものが顔を出した!

なかなかに凝ったつくりで、裏地にはフェイクファーまで縫い込まれているではないか。

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素晴らしい!!!  なんと上手く仕立てられている事か!

何事もやり続けていると腕が上がって来るものだと、しきりに感動した。

同封された手紙には、摩耶が飼い猫に邪魔されながらも苦難を乗り越えて制作されて行く工程が生き生きと

添えられている。

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18歳からの志を全うし、その職に就き、更には独立開業にまでたどり着く人間がどれ位いるのか、そうな

るには一体どれ程の挫折と諦めを乗り越えなければ達成できないかと言う事を家元は知っている。

この作品も諦めずに続けた結果の結晶ではないか。あんな稚拙なものを作っていた幼いヤツが、本業の合間

を見計らい、これほど完成度のあるものを作れるものかと何度も関心してしまった。


摩耶は部屋着にと書き添えていたが、是非お出かけ着にさせて頂く事にするが、例のバックと小銭入ればか

りは勘弁して頂きたい。

改めてこのブログを通じお礼申し上げます。摩耶ありがとう~


おまけ・・・抱き枕のミーシャ

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少壮気鋭

2012.11.23(16:50)

しかし まぁ 何やねぇ~


最近これほど気に入ったモノも珍しい。

衝動買いとは言えど、コンパクトな割には一丁前の機能も充実しているのが素晴らしい。

ただ、難を挙げれば専用の交換レンズが少なすぎるし、ズームレンズが暗すぎる事だ。

勿論、マウントアダプターを付ければ既存のニコンレンズも使用できるが、この小さくチャーミングな

ボディーに大きなレンズを付けた野暮ったい姿は、どうも頂けない。

早く専用の明るいレンズを作ってください、ニコンさん!

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まぁ、こんな可愛らしいカメラなのだから出来るだけいつも側に置いておきたいという思いと、他にも買い

物があったもので、心斎橋東急ハンズに出向いた。コーナンプロと東急ハンズは家元にとってはパラダイス

のようなもので、何所に何があるかは大方の見当がつく。


いつもこのカメラを持ち歩くためのケースを探しに来た。始めはウレタンを切って自作してやろうとも考え

たが、安くていいものがハンズには揃っている。あーだのこうだの考えているよりもずっと合理的だ。

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ボディーとレンズはこんな感じでオーケー。それを収めるバックもこんな感じで完璧ですわ!

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これなら、いつも持ち歩くショルダーにも入るし、ウエストポーチとしても使える。



他の買い物も済ませ、帰路に就くがどぶ池あたりで珍しく空腹を覚えたのか、これが飲みたかったのか

そば屋に入った。どこに入ってもいつ何時でも、これは欠かせない。

ビールとおしぼりが出て来た時、そのおしぼりを見て店の名前が初めてわかった。


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休日の3時過ぎともなれば、店内には3組ほどのお客しかおらず手が余ったにせよ、久しぶりに気持ちの良い

接客に出会った。さぁ、まだ学生さんと思しべき名札に「ふくだ」と表された小柄なお嬢さんなのだが

この娘が実に善く気配りができ、フットワークも軽いのだ。正に少壮気鋭!まったく当家にスカウトしたい

衝動に駆られたのだが、仁義に厚い家元としてはご法度破りは出来かねぬ。そんな思いでふと割りばしの袋

の裏に目をやった。むむっ?!何やら書いてある・・・

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これは「ふくださん」を褒めちぎらなければいけないが、こう書いてあるので面倒だが、ついでに社長も

褒めておこう。事実、これだけの店舗数があり、従業員の教育が行き届いているという事は、その管理者、

しいて言えば社長がいかに優秀かという事の現れである。最近お顔を見ない社長さん!「ふくださん」を

褒めてやって下さい。いずれにせよ思い通りの買い物も出来「ふくださん」によって、その日一日は清々し

い気持ちで過ごせた事は感謝しております。


衝動買い?

2012.11.21(15:58)

しかし まぁ 何やねぇ~


またまた右傾斜角90度の石原慎太郎氏の発言が波紋を呼んでいる。

「日本は核兵器(保有)に関するシミュレーションぐらいやったらよい。これが一つの抑止力になる」

と外国人記者との質疑応答の中で発言したようだ。

この核武装については今に始まった事ではなく、1960年の日米安保条約改定の以前から議論されていた

問題で、当時の岸伸介総理が核攻撃に対しては核による核抑止力を持つことが国際的に最も有効な回避手段

であると国会の場で明言している。しかし、米ソ冷戦時代に突入していたアメリカは日本に核兵器などを

保有され、アメリカと対等な立場となった後ソビエトに寝返られる事を恐れ、アメリカの傘の下で日本を

共産主義の防波堤にする目的でそれを許さなかった。


しかも、アメリカCIAの資金で再建した戦後の主たるマスコミ会社を通じ、核イコール悪のプロパガンタ

を張り巡らし、反核団体に資金を提供、さも日本人全員が核アレルギーのような世相をでっち上げ、その後

民意?と称し非核三原則が岸伸介の弟である佐藤栄作総理(ノーベル平和賞)により1967年に明示された。

ところが、当時の世論調査では非核三原則に賛成する意見は殆どなかったと記録にある。


家元も以前、外国の方からこの手の話になると誰もが同じ質問を投げかけて来られ、答える為にそれらの

経緯を調べた経験があったので多少は知っているつもりだ。彼らの質問は以下の通りである。

「世界で唯一の原爆被害国(広島・長崎)であり、その力を最も知る国が、ナゼ核兵器を持たないのか?

むしろ、世界で核兵器を持つ権利が有るとするなら日本以外には存在しないはずなのに、不思議だ。」

とこう来るのだ。家元の答えはこうである。

「日本はアメリカと言う親分に無理やり、超高額な安保というセコム契約を結ばされた。自分の家は自分で

守りますと言えば、親分に超高額なミカジメ資金が入ってこないので、いつも脅されて金をむしり取られた

り、法律を変えさせられたり、言いなりになるしかない。しかし本当にこのセコムが機能するのか、一度非

常ベルを押してみたいものだが、よほどアメリカの利益にならない限りガードマンはやって来ないだろう」

しかし、日本の反核派は必ずこう言う。

「日本が唯一被爆国を経験しているので、このような残酷な兵器は世界から根絶するという主張を、一番説

得力を持って訴えられるのは日本だけだ。」

全くの正論ではあるが、どっこいこれが世界には通用しないのだ。

使うか使わないかは別として、持っている事そのものに意味があるのだろう。使わないものは持たなくてよ

ろしいと言うような、まともな正論や道理が通じる国ばかりではない事は、韓国や中国を例に挙げずとも

理解出来ると思うが、核兵器を保有する事だけで日本が自由で平和な国になるとは考え辛い。



はてさて、またまた長い前振りになってしまった・・・

今朝は9時30分から更新した運転免許証をもらいに、老松通り入口の講習会場へと出向いた。

30分の講習の後、新しい免許証と長年コレクションしている使用済みの免許証をもらい会場を後にした。

何をするにもまだ10時だ。そういえばテレビもずいぶん安くなっているという事なので、めったにテレビな

ど見ないのだが、未だに地デジ化もしていない後ろめたさも手伝い梅田のヨドバシカメラへと足を運んだ。


時間もたっぷりあるもので、まずは2階のカメラ売り場をひやかしに覗くことにした。

実は以前から、ちょいとまともな一眼レフカメラが欲しいとあれこれ調べ、昨年7月ごろ発売予定だった

ソニーα77に照準を絞っていた。なぜソニーなのかと言えば、色々理由はあるのだが絶対的これだと思った

のはレンズである。カメラを少しでも知っている方であれば、かのカール・ツァイス(Carl Zeiss )の名

に心が躍るはずだ。カール・ツァイスとはドイツの光学メーカーで、世界最高峰の解像力と中間描写力に

優れたレンズ群を製造する会社なのだ。ちなみにスエーデン製の中型カメラと一緒にアポロ宇宙船に乗り

初めて月面を撮影したレンズもこのカール・ツァイスレンズである。価格は1本20万~100万円以上まで

用途により様々用意されている。そのレンズが装着できる小型国産カメラがソニーαシリーズだったのだ。


わざわざ、発売前に書店でα77の本を買い求め予習に余念がなかったのだが、何と生産工場のあるタイで

洪水が発生し、生産がストップしたものだから後続商品が入らないという事態に陥った。

人間欲しい時が買いたい時とはよく言ったもので、そうなると少し冷静になり考える事になる。

カール・ツァイスレンズ、2430万画素、35㎜フル画面・・・

一体それで何を撮影する気?Bゼロのポスターでも作るんかい?しかも大きく持ち運びにくい。

どうせネコとか、店の料理写真くらいしか撮影せんやろ!そんな大仰なもんどないすんねん~

我に返った家元は、不謹慎ながらタイの洪水に感謝した。


そんな事を思い出しながら、色々なカメラを触ってみた。

うん?やっぱりこれ新感覚の一眼レフやなぁ!

気付けばテレビなんか忘却のかなたでレジに立っていた。

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先日手持ちのデジカメが壊れてしまい、ニコンのサービスセンターで発売前に手にした機種だ。

15日に発売になったばかりの品で、思わず衝動買いをしてしまった。標準レンズもF1.8と非常に明るく

家元好みで、早速にズームを装着して試し撮りを行った。

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えぇやんかいさ~何の文句があるねん!

これなら何処へでも連れて歩けます。また玩具がひとつ増えましたとさ。


おまけ~店裏の住人達

どうせ、撮影するのはこんなもんですわ・・・

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ワンコイン美術館

2012.11.15(21:48)

しかし まぁ 何やねぇ~

先日友人から市立近代美術館に噂の「モジリアーニ」が展示されていると聞き、気になって足を運んだ。

大阪市の現在所有する美術品は総額で151億円とも言われ、それなりのコレクションになっているのだが

橋本市長の誕生と共に、国立美術館そばに建設予定だった近代美術館構想も見直し指示が出て、現在も

旧出光美術館に仮住まいのままだ。

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何が「噂」かと言えば、この髪をほどいた横たわる裸婦の絵を平成6年に19億3千万と言う芳崖もない金額で

購入しているのだが、その買い先が西武百貨店の堤清二氏と言われている。

堤氏と言えば美術品のコレクターとして、クリスティーズやサザビーズの常連さんであるのだが、何故この

世界的にも名の有る作品を、しかもその時期に売却する必要性があったのかと言う疑問が様々な憶測と嫉妬

も込めて、揚句は贋作とまでの疑いが持たれた作品故にである。

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家元は鑑定家でもなければ、モジリアーニの映画以外に関して特別な知識も持ち合わせがない事なので

これが本物か偽物かなど検討も付かないし、特別興味もないが購入当初は市役所のロビーに飾る予定だった

と聞き、役人らしからぬセンスに驚いた事を覚えている。


もっとも芳崖のない金額で絵画を購入した人物の横綱と言えば、旧大昭和製紙の齊藤了英氏であろう。

1990年にゴッホの「医師ガシェの肖像」を125億円でルノアールの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」を

119億円で落札している。しかし1993年には贈賄容疑で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決を受けた。

どうも、昔から名画には政治や経済のキナ臭い連中が見え隠れしその誕生の純粋さとは裏腹な運命を背負

わされた悲哀を感じてならない。事実政治の世界では献金の隠れ蓑として昔から現在も利用されている。

画商と結託した贈賄側が、事務所の飾りや自宅の新築祝いなどと勝手に理由を付け、プレゼントするのだ

が、ひどい場合はその場で、あるいは時間を置いて画商が買い戻す仕組みだ。中には目録のみと言うツワモ

ノもいると聞いた。


西洋、日本の近代から現代作家、また日本画やデザインなど50展が並ぶ空間は中々見る事は出来ない。

電卓の家元試算では80億は下らない作品群を、たった¥500で鑑賞できるのだから普段興味のない方も

この機会に是非ご覧になってください。



おまけ・・・

ありゃまぁ!またデジカメが壊れたみたいや~

12-11-12-1のコピー

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軽諾寡信

2012.11.09(14:16)

しかし まぁ 何やねぇ~


人間にはそれぞれウィークポイントというものがある。

ある事に関してはきっぱりと白黒を付けれるのだが、ある事には優柔不断になってしまったり

はっきりと断れる事と、どうも断りきれない事があるようだ。

家元もご多分に漏れず断れる事とそうでない事の差が激しい。周りの人間には合理的な考えを持つ人と

して映っているようだが、中々それが全てには行き渡らない事で、しばしば人様にご迷惑をかけたり

自己嫌悪の状態に陥る。


何がそのウィークポイントかと言えば、制作依頼の安請け合いだ。

どんなモノでも二つ返事で引き受けてしまうのだが、その直後から後悔が始まる。

友人の北新地某有名バーから引き受けた角瓶の絵なんか依頼されてから、かれこれ10年にはなるが

未だに何もしていない。相手もすでに忘れていると思っていても、飲みに行くたびに催促されるので

自然と足が遠退く次第だ。こんな事は氷山の一角で、どこで何を頼まれたのかすら忘れている事もあり

陰では「ヤルヤル詐欺師」と呼ばれているらしい。もっとも納期のある依頼はきっぱり出来ないと

断る。必ず出来ないことを知っているからで、時間のある時にでもお願いしますと言うフレーズが

どうも秘孔を付くらしく、特に時間のある時にでもの「でも」が曲者で何となくおおらかな時間の

流れを想像してしまい、気付けばうっかりと引き受けてしまっている。



ところがである。まったく妙なものを引き受けてしまった。

「おでんの鍋」・・・

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特に正式に頼まれた訳ではない。しかし引き受けなければならない場の空気というものもあり、まして

依頼者が姉弟分の盃を受けてしまった姐さんともなれば、舎弟の分際ではとても逆らえない。

実にこの姐さんは北新地では泣く子も黙るバーを経営されている。

どうもその店でこの冬の料理におでんを提供したいが、シャンパンがメインのバーだけにいかにも

和チックな器具では不釣り合いなので何とかしたいと、優しい口調ではあるが射るような眼光で

家元を見据えるのだ。


この場合、相手を刺激せずうまく和平を保てる手段として取れるべき対応は3つしかない。

① 聞こえないふりをする~ しかし何回も言われてしまっては逆効果。

② 考えとくわ~ 大阪特有の断り文句だが、姐さんには通用しない。

③ 自らヤルと申し出る~どう考えても、ここに追い込まれる。


どちらかと言えば、自業自得なのかも知れないが、かくして前代未聞の依頼を自ら引き受ける

結果になってしまった。


はたして、このおでん鍋をいかに料理するか?

デザインの領域で切るのか、アートの世界で表現するのか、難しいところだ。

おでんである限り季節商品なのだから、もっとも苦手とする時間に制約のある仕事となる。

とりあえず、来週中にはと苦し紛れで言ってはみたものの、さあどうしたものか?

そもそも、シャンパンバーでおでんと言う取り合わせもいかがなものかと思うのだが

何せ、泣く子と姐さんには敵わない。


色々とアイディアをスケッチしたり、イラストレーターでデザインを組んではみたものの、どれも

いまいちパッとしない…このままでは、いつもの迷宮に迷い込んでしまうと頭を抱えていた時

何気なく新聞の折り込みチラシに目を奪われた。

  「よし。これで行こう!」

方向さえ決まれば、こっちのもの。後は材料を調達すれば仕事の八割は出来たようなものである。

姐さん。ご安心を、おでんの季節には間に合いまする~



オマケ…

ミーシャも安心でんな~

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鼻先思案

2012.11.06(20:05)

しかし まぁ 何やねぇ~


覆水盆に返らずが如き、起こってしまったものは仕方がない。

そんな感じで「燻製一本勝負」は家元の不戦敗という結果になった。

とりあえず自滅してしまったのだから、今更言い訳も見っともない事なので

しばらくは、馴染みの居酒屋にも顔を出さないことにしよう。

君子危うきに近寄らず。元々敵に直ぐに背中を向けるし、抜き放った刃なんか瞬時にして

収め、吐いた唾なんかもいくらでも飲んでしまうので誰に何を言われても一向に構わない。

燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんやとでもしておこう。



さて、次は何をしてヒマをつぶすべきか?

予定では美の神様の降臨は来年になっているので、それまでは出来るだけパワーを蓄える

ように少々何か創作欲が出てきても、じっと我慢し臨界点を超えるまで待たなければならない。

創作意欲の圧力を最大限にまで高め、一気に放出した方が爆発力は高くなるからだ。

よって何か燻製のように時間を消費できることが望ましい。



う~む・・・

すでに4年ほど前からランチの廃版になっていたメニューを、復元して見たいという思いが

あったのを忘れていた。それなりにファンもおられたのだが、何しろ家元以外は仕込みを

させなかったので、飽き性であるが故そそくさと廃版になり幻のメニューとなってしまった。

たまに今でもアレは無いのかとの問い合わせがあるくらいだが、何せ手間と時間が係ってしまう割

には地味すぎて料金が取れない一品なのだ。よし!もう一度復活させてみようか~


題して「復活さばカレー企画」

どうなりますやら・・・


おまけ~

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過ぎたるは猶及ばざるが如し

2012.11.05(18:01)

しかし まぁ 何やねぇ~


近頃、瓦町のランチ営業もしなくなったんで、お昼のワイドショウなんか見るんやけど

視聴者は主婦層が多いと思っていたのに、けっこう政治の話なんかやってるんで驚いた。

誤解があってはいけないが、別に主婦層は政治に興味がないとは思っていない。

むしろ消費税や年金問題など、将来生活に関係する事だけに関心があるのかもしれない。


今日は田中文部大臣の言う「暴走老人」石原慎太郎氏が「日本維新大連合」で100議席

以上の議員獲得を目指すと公言していたのだが、どうも以前から「維新」という言葉に

違和感を感じてならない。聞こえは勇ましくて何かの変革を予兆させるフレーズだが

何のために誰のためにと言う「志」がどうも見えてこない。


本来の維新や革命は、時の権力者によって理不尽にも虐げられてきた下級武士や軍人

一般民衆の中から自然発生的に発起するものであり、決して貴族や上層政治家、軍人が

起こした歴史は今だかつて聞いたことはない。今の日本の「維新」と称し決起を求める

方々は家元から見れば国民を蚊帳の外に置いた、ただの「権力闘争」にしか映らないのは

何故だろう?


まぁ、そんなことより燻製最終章の仕事がある。

1日風にさらし、煙臭さを抜いた鹿の燻製を切ってみる。

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むふ・ふ… 完全に生ハム状態に出来上がっている。

触感と言い、ピートの香りと言いシングルモルトか赤ワインには最高のアテになる

出来具合だ。今の時期なら柿なんかと合わせれば、生ハムメロンの風合いのように

高級な味になることは必至。

これはイケル!

しかしこれだけでは「燻製研究家」家元としての奥の芸がない。

更に手を加え、もっと格別なものに仕上げようと今思えば余計なことを仕出かしてしまった。


出来上がった鹿の燻製を、干し肉風にしてもっと旨みを凝縮してやろうと考え、オイル煮を

施すことにした。このやり方はモンゴル地方の保存方法で、約60度の油の中に1~2時間漬け

込み、その後10日間風にさらし水分を抜くという面倒な方法だ。

温度を60度に設定し、キャノーラ油に浸けた燻製肉を湯銭にする。

12-11-05-2.jpg

この事が後の大惨事をもたらす結果となったのだ。



小一時間ほど経過したところで、電磁調理器を見ると温度表示は60度になっているが

何と湯銭のお湯が沸騰しているではないか!

あわてて、ジップロックの袋ごと取り出そうとしが、あろうことか熱で伸びきった

袋が沸騰するお湯の中で破れるという事態になった。

「レ・ミゼラブル!」

今までの時間と労力が一瞬にして水泡に帰したのだ。

肉を確認し、触ってみると生ハムのごとき弾力のあった柔肌は、完全に火が通りタンパク質が

凝固し、鍛え上げた鉄人の筋肉のように固く締まっているではないか!



万事休す・・・勝負どころではない・・・これを不戦敗と言うのか・・・


   「過ぎたるは猶及ばざるが如し」


おまけ・・・

お父ちゃん機嫌悪そうやから寝たふりしときや~

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健忘症候群

2012.11.04(16:12)

しかし まぁ 何やねぇ~


昔から、よく忘れ物をする子供だったようで、しょっちゅう家族の誰かが何かしらの

忘れ物を届けてくれた。

宿題などは意図的に忘れたことにしておく事もあったろうが、全く意識のないままに

忘れていたようだ。

忘れ物をしないように、持参するものをメモにする方法も幾度となく試したが、

そのメモを忘れるという有様だった。

家族は一言で「落ち着きのない子」と称したのだが、事実今でもその通りだ。


しかし、この歳になる「忘れる」はどうも子供の時のそれとは質や内容において

異質のものに思われる。

もっとも端から覚える気のない事も多いのだが、日常の反復する条件反射すら

パブロフ化しなくなる事もしばしばで、当該ブログにしても下書き保存を忘れ

文章途中で公開してしまったり、今回「燻製一番勝負」においてクライマックス

となる肝心な鹿肉燻製工程の映像が、カメラにSDチップを入れ忘れ、記録されな

かったとか、なんとも不甲斐ない次第なのだ。


当然の事、加齢と共にデーターベースからの検索機能も低下し

「えぇ~っと…あれ、あれ…なんやった?あれやんか…」

てな会話は日常茶飯事になっているのだが、反射的に行う所作に至っても出来ていない

という事は、戦場で弾薬を打ち尽くした後に新たな弾薬の装填を忘れ敵陣に飛び込むような

もので、家元などとっくの昔にハチの巣状態になっているはずだ。


よくもまぁ、たったそれだけの事でハチの巣まで行くか?と自分でも感心してしまうのだが

風が吹いたら桶屋が儲かるの如く、思考的にバタフライ効果好きなので、ネガティブに

モノを考える時など、最終結論は決まって「生まれて来ん方がよっかた」まで到達する。

これは、相手の将棋の駒の動きを予測して、何手先までを読み取るかと言う、言わば

思考ゲームで実際には自殺用の道具など用意したことがない事は付け加えておく。



さて、長い前振りになったが「燻製」の事について触れてみよう。

「燻製」なる調理方法が始まったのは、石器時代と考えられている。

ちょうど人間が「火」を獲得した頃に偶然出来上がったものとされている。

そのころは狩猟採取しか、食料の獲得方法がなく獲れた獲物は生か火で焼いて食べ

残りを天日で乾燥させ「干し肉」として保存していたが、たまたま焚火の煙で燻された

肉は害虫にも強く、天日の肉より保存性にも優れ、何よりも美味しかったに違いない。


さらにローマ時代になると塩の防腐作用が発見され、国中に塩漬けされた魚や肉が

流通しだし、燻煙と合体し現在の保存調理方法として定着する事になった。

その後、幾多の香辛料の発見により純粋な保存食と言う領域から離れ、芳香な香りと

独特の風味を楽しむレシピが画一されることになる。


電子レンジやレトルト食品の時代に、かくも長時間を要する調理方法はない。

何せ面倒なのだが、立ち上る煙とその臭いには人間の中に潜む潜在的な回帰性を

呼び起こし、底知れぬ懐かしさと安心感をもたらせてくれる。

体の中に人類創生より連綿と続くDNAの記憶が心地よいと感じているに違いない。

ひょんな事から、久しぶりに燻製を作ったがやはり面白い。

もはや勝負などと言う低次元の下世話な事はどうでもよくなった。

燻製は「道」に通じる世界観がある。

「燻煙道は礼に始まり礼に終わる」


約1週間かかった神獣「鹿肉の燻製」

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これを1日空気にさらし、荒い煙の臭いを取りマイルドにすれば完成!



2012年11月

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