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現実直視

2012.12.23(23:34)

しかし まぁ 何やねぇ~


気になる事は解消しておいた方が何かと後を引かずに整理ができる。

頭の中であれこれと思い悩むより、時には現実を直視する勇気も必要だし時間に限りのある事なら、尚更

行動に移す事だ。しかし、その現実が想像をはるかに超えてしまった時の自己崩壊が恐ろしく、目を背ける

こともあるが、今日は勇気を奮い立たせ現実の旅へと出た。

12-12-23-2.jpg

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ここで明日までエル・グレコ展が開催されているが、あまり宗教画に興味はない。恐々観て見たかったのは

併設展である宮永愛子の作品だ。それにしても日本人とはこんなに美術好きなのかと疑うほど人の山で、

グレコには長蛇の列が幾重にもとぐろを巻く状態になっている。これはまずいなと併設店を覗いてみると人

もまばらなようで、やはり日本人はビックネームに弱いものだと少し寂しい思いがした。


この宮永愛子の作り出す世界観は時間の経過と共に作品が変化する事で、作られたオブジェはすべて

ナフタリンや塩で構成され、時間と共に揮発したり塩は空気中の水と反応して溶解したりして自ら崩れ去っ

て行くのだ。それは戻る事のない時間を抽象的に捉え美術の領域で普遍化させる事らしいのだが、家元の

恐れる理由とは、以前にも経験した事のある理解不能の状態に陥る恐怖だ。同業を志す者にとって理解不能

と言う事は無能であると高い位置から罵声を浴びせかけられるようなモノで、称賛も批判も出来ないと言う

事は感性が乏しいと言う事になる。

12-12-23-7.jpg

進む毎にいやな予感が増幅してくる。シュールな世界のオンパレード・・・

造形物としてはよく出来た形を整えているのだが、そこかしこが溶けたり、崩れたりして変形している。

太陽に照らされたドラキュラの断末魔のようになっている作品や元の造形が分からないモノすら鎮座する。

これはいかん!ウルトラマンのカラータイマーのように危険を知らせる警報が頭の中で鳴り響いた。

早々に戦線離脱しなければ二度と再び立ち上がれない。

・・・・・撤収!

現実と向き合い敗北感だけ残った家元は宮永という名前に拒絶反応を起こした。


これはどこかでヤサグレなければ精神が持たない。足は自然と天満に向かう。

天満での飲み方には2種類ある。ひとつはお嬢ちゃんなどを連れて客観的に周囲を観察しながら飲む方法と

一人で周囲に同化して飲む方法だが、一人で飲むときは少しヤサグレている方が酒が美味い。

そんな訳で、お一人様の時には飲む前に必ずここへ寄り道してから赤提灯の暖簾をくぐる。

12-12-23-1.jpg

この関西テレビ前にある額縁屋は我々の中でも有名な安売りの店で、店内には無造作に積み上げられた額縁

が所狭しと置かれている。しかし驚くのは額装された肉質油彩画が、ほぼ額縁の価格で売られており、

しかも数千円~高いものでも数万円と、中身の絵の値段はタダ状態なのだ。画学生もよく御用達にしている

が、現実を目の当たりにしてよく心が折れないものだと感心する。

要はこの店で「所詮、絵画や美術などと言ってもこのザマか!」

と少しヤサグレてから飲みに行くと丁度良いが、今日はすでにヤサグレているので、これ以上は鬱になって

もいけないので素通りしよう。

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生ビール250円! 国立美術館450円 生ビールの圧勝だ~

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